神経内科勤務

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神経内科勤務

30代女性
大学病院5年

様々なコミュニケーションスキルが身に付きました

私は、大学病院の神経内科で5年間勤務しました。
この科には、難病指定されている疾患も含む神経疾患(パーキンソン病・多発性硬化症・重症筋無力症・脊髄小脳変性症・ALSなど)と脳疾患(脳梗塞・髄膜炎)の患者さんが多くいらっしゃいました。
構語障害やロレツ障害など、コミュニケーションがうまくとれない患者さんが多いため、口話や文字盤を使った意思伝達・まばたきを利用したコミュニケーションなど、様々なコミュニケーションスキルが身につきます。
ALS患者では、PCを使った方法や瞬きから意思を読み取るなど、特に専門性の高いコミュニケーション方法が身に付きます。
また、神経疾患・脳疾患ともにほとんどが自力で動けない方ですので、全介助の方のケア・移動・移乗方法や、口腔ケア・嚥下方法・呼吸機能訓練なども必然と身に付きます。
嚥下や胃瘻についての認定ナースの資格があるといいです。

休憩はとれる時に、残業も多いです

全介助の患者さんがメインなので、ほとんどのADL介助を行います。朝の清潔ケアから食事・排泄・医療処置等。
自分で自分のことを行える患者さんのほうが少ないので、ADLはすべて看護師が介助します。
嚥下訓練や歩行訓練もリハビリの時間以外でも、PT・STと連携してベッドサイドで看護業務の一環として行うことも多いです。
胃瘻も多くいるため、胃瘻増設後の処置や、マーゲンチューブ挿入の介助・処置なども多くあります。同時に痰の吸引も多いです。
全介助の患者さんが多いので、看護師の休憩は決まった時間にはなかなかとれないことが多いです。しかし、時間としてはきちんと1時間とっていました。
また残業も多く、5年間勤務しましたが、ほぼ毎日残業でした。よくて30分、ほとんど1~3時間程度の残業でした。

体力に自信がある方におすすめします

脳疾患の場合、全身機能に影響するので結果的に全身疾患を見ることになります。そのため、他科と兼科している場合も多く神経内科以外の疾患も勉強することができます。
また自立患者が少ない分ADL全介助でなかなか大変ですが、その分看護技術とスキルは必然と身に付き上達します。
コミュニケーション方法に興味がある人やリハビリに興味がある人、ADL全介助の看護に興味がある人には楽しいと思います。
その分、身体的にはかなりきついので、体力に自信がある方におすすめします。

今後どんな科で働きたい?その理由は?

現在私は、結婚を機に退職しその後訪問看護師として勤務しています。
神経内科時代に身に着けた、ADL全介助のケアとさまざまなコミュニケーション方法は、現在も役に立っています。
胃瘻処置・気切介助・マーゲンチューブ挿入介助など医療処置の経験も同じく身につけていてよかったと思います。
神経内科では、人手がかなり必要になる分スタッフとの協力・連携することも自然と出来るようになっていました。
今後、子育てが落ち着いたら、外科で働いてみたいと思っています。
神経内科や訪問看護では、手術適応疾患はないため、術前術後など外科的処置は知識が全くないので、外科の看護を経験してみたいです。